【視聴記】 真田丸 第38回「昌幸」
※大河ドラマ真田丸のネタバレを含みます。最新話をご覧になられていない方はご注意ください。
なにせブログを開設したのが3日前なもので、
このような中途半端な回からのレビューになってしまい申し訳ない。
2016年の大河ドラマ「真田丸」は久々に第一話から観ているドラマで、
戦国好き、中でも真田昌幸のような謀略系の武将が好きな私にはとても楽しい。
さて、本作MVPの呼び声も高いその昌幸が昨日の放送で退場となりました。
九度山に幽閉後、失意のうちに病死。
信濃に帰りたかった、上田に帰りたかった。本心なのでしょう。
最後の言葉は「おやかたさまーーー!」でした。
三成が秀吉の死後も忠義を貫いたように、
昌幸にも武田信玄という巨匠がいた。
甲斐、信濃に拘ったのは信玄という「亡霊」に振り回されたものでは決してない。生涯をかけて遺志を果たしたいと思える人物に出会えたことは、ある意味とても幸せであったのかもしれない。じゃないと最期に迎えに来てくれたりしないよね。
先人の志に応えることと、自分らしく生きることは両立できるんですよね。
人のために自分を押し殺すことはないし、自分を通すためなら先人のことはどうでもいいや、というのもなんか違う。そういう人生を生きられた昌幸は、最後の生活はともかく幸せであったのかな、と。
あと、ナレ死じゃなかったのも幸せだった。