トロワログ

本音全開。でも、読む人が楽しめれば嬉しいな、という気持ちを保ちつつ綴ります。

プレミアムフライデーに対するツッコミに対するツッコミ

仕事というものをいつもより俯瞰して見られる状況にある中で迎えた、プレミアムフライデー。「あまり変わらない」「やっても意味ない」という空気感が正直イヤなのでちょっと書きとめておきたい。

 

まず、プレミアムフライデーは働き方改革もさることながら、「新たな個人消費喚起キャンペーン」に主眼があることに留意したうえで、このようなツッコミに対して私見を述べる。

 

ツッコミ系統1:「接客業とか旅行業は逆に忙しくなるじゃねーか」的ツッコミ

 → 「それでいいじゃないか」としか言えない。こうした業界にはいわゆる「かきいれ時」が増えるわけで、歓迎こそすれ批判するべきものではない。

 

ツッコミ系統2:「結局仕事のどこかにしわ寄せいくじゃねーか」的ツッコミ

 → 前倒しで片づけるとか、プレミアムフライデーで英気を養ってからリカバーすればいい。ツッコミ1の接客業・旅行業はその間に振休もとれる。有給や夏休みにあわせることはできても、プレミアムフライデーには合わせられない、というのは理屈としてはちと考えにくい。

 

ツッコミ系統3:「官公庁とか大企業とか偉い人とか、プレミアムな人のためのフライデーなんだね」的ツッコミ

 →こじらせすぎ!自虐が過ぎる!ツッコミというかやっかみになってる。この手のことを公言しちゃう人は、自分は社会の奴隷ですと言ってるに等しいから、考え方改めるか、少なくとも口には出さない方がいい。

 

私としては、これらのツッコミの根っこには、そもそも日本人の「休み」に対する変な罪悪感?背徳感?うまくいえないけどそんなものが先入観としてある気がする。休むこととグータラすることは同義ではない。消費活動でも、普段できないことでも、休みを「活用」して、意義あるものにすればいい。

 

今年は3連休も少ないことだし、願わくばプレミアムフライデーの活性的な浸透を願う。